Hola(オラ)〜!チリワインなび管理人です🍇
スーパーやコンビニのワインコーナーで「どれが自分に合うのかわからない…」と立ち止まってしまった経験、ありませんか?
「赤は渋い、白はさっぱり」
「甘口はジュースみたい、辛口は酸っぱい?」
そんなイメージだけで選んで、飲んでみたら「なんか違う…」なんてことも。
でも、安心してください。
ワインには、味を決める5つの“軸”があるんです!
これを知るだけで、「自分の好みに合うワイン」が、ぐっと見つけやすくなります。
📌 この記事を読むとわかること
【赤ワインの味わい軸①】ボディ(ライト・ミディアム・フル)

ワインの「ボディ」とは、飲みごたえ(重さや濃さ)のことです。スープで例えるとイメージしやすいですよ!
ボディ | 特徴 | 例 | 合う料理 |
---|---|---|---|
ライトボディ | 軽やかでスイスイ飲める | ボジョレー・ヌーボー(フランス/ガメイ) | 生ハム |
ミディアムボディ | ほどよいコクとバランス | アルパカ カベルネ・メルロ | 鶏肉、豚肉、トマトソース系、ハンバーグ |
フルボディ | 濃厚でしっかり重め | コノスル・カベルネ | 牛肉、ステーキ |
ボディ = アルコール度数や、渋みの強さ、コクの複合(※アルコール度数だけでは決まりません!)
【赤ワインの味わい軸②】渋み(タンニン)って何

タンニンとは、ぶどうの皮や種に含まれる成分で、赤ワイン特有の「舌がキュッとする感覚」を生みます。
ステーキなどの焼き系肉料理を美味しくする重要な要素です。
以下の特徴があります。
- 若いワインほど強めに感じることが多い
- 長期熟成するとまろやかになる
- 口の中が乾くような収れん感が特徴
また、品種によっても違いがあります。
- カベルネ・ソーヴィニヨン → しっかり渋みあり
- ピノ・ノワール → 渋み控えめ
例えるなら、高カカオチョコのような“キュッと引き締まる感覚”。 最初はびっくりしても、慣れてくると「クセになる」という人も多いんです!
【白ワインの味わい軸①】甘口・辛口の違いとは?

これは残糖(ざんとう)= ワインに残った糖分の量で決まります。
タイプ | 特徴 | 例 |
---|---|---|
甘口 | ジュース感覚で飲みやすい | マドンナ(ドイツ) |
やや甘口/やや辛口 | 和食にも合わせやすい | リースリング(ドイツのやや甘口) |
辛口 | スッキリ爽快、食中酒向き | シャルドネ |
辛口=苦い/酸っぱいと思われがちですが、実際は「さっぱり」「キリッと」「キレがいい」印象なんです!
【白ワインの味わい軸②】酸味ってワインに必要なの?

酸味は、ワインにとって大事な“骨格”のようなもの。特に白ワインでは重要な要素です。
- 爽快感を生む
- 油分・塩分・脂肪分を調整し、料理との相性を良くする
たとえば、
- レモンのような爽やかさ(酸味)
- シャキッと引き締まる感覚(キレ)
オレンジジュースやりんごジュースも、酸があるからこそおいしいですよね?
ワインも同じで、酸味があるからこそ「飲みやすさ」や「料理との相性」がグッと良くなるんです🍋
【共通軸】フルーティーと複雑味のちがいって?

「フルーティー」は、果物のような香りがはっきりしているワインのこと。
たとえば、
- 白:レモン・りんご・パイン
- 赤:ラズベリー・ブルーベリー・カシス
一方「複雑味」は、果物の香りに加えて、スパイスや木の香りが重なった多層的な香りのこと。
- 熟成ワインや、オーク樽で寝かせたワインに多く見られます
- 赤でも白でも、フルーティーと複雑味は両立することも!
- 「フルーティー=甘い」ではなく、実は“香り”の話なんです。
※ただし、香りの印象から“甘く感じる”こともあります
【まとめ】この5軸を知れば、ワインの“好き嫌い”が整理できる!

好みのタイプ | 選ぶとよさそうなワイン例(初心者向けラベル目安) | 該当する味わい軸 |
---|---|---|
軽くて飲みやすい | フルーティーな白(ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング(やや甘口))。ロゼワインもおすすめ | 白:酸味、甘口(やや) |
スッキリ爽快 | 「辛口」「さっぱり」などと書かれた白ワイン(例:ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ) | 白:辛口、酸味 |
飲みごたえしっかり | 「レゼルバ」「樽熟成」と書かれた赤ワイン(例:カベルネ・ソーヴィニヨン、カルメネール) | 赤:ボディ(フル)、渋み |
香りで楽しみたい | 赤:ベリー系の香りが書かれたピノ・ノワール。白:トロピカルや桃・柑橘などの香りがあると書かれた白(例:チリのシャルドネなど) | 赤・白共通:フルーティー |
奥行きを感じたい | 「バニラ香」「オーク樽熟成」「熟成感」など書かれたワイン(赤も白もOK。1,500円以上の“ちょい良い”ワインに多い) | 赤・白共通:複雑味 |
たったこれだけで、「選べない…」から「これ、好きかも!」に変わります。
ぜひ、お店でラベルを見ながら、今日ご紹介した“5軸”を思い出してみてくださいね!
みなさんのワイン選びが、もっと楽しくなりますように🍷
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