【プロが本気で狙うのは?】ワインの世界で“本当に価値あるアワード”ってどれ?

通が語るチリワイン

Hola(オラ)〜!チリワインなび管理人です🍷

「90点ワイン!」「金賞受賞!」って書いてあると、つい手に取りたくなりませんか?

でも……その賞、本当に“価値あるアワード”なの?って、ちょっと気になったことないでしょうか?

実はワイン業界では、「どの賞で何点取ったか」で評価の“格”が大きく変わります。

この記事では、プロが本気で注目しているワインアワードをピックアップして、それぞれの特徴・違い・影響力を図解つきで解説!

「格のある賞って何?」「DWWAとJSって何が違うの?」という疑問に、カジュアルに&本気でお答えします💪

今回は【3大アワードの本質】を、チリワイン編では【チリワインとの関係性】を深掘りしていきます。

ちょっと視点が変わると、ラベルの「その数字」の見え方が変わるかも?

📌 この記事を読むとわかること

  • DWWA、Wine Advocate、James Sucklingの違い
  • 「90点超え」「金賞」の“本当の意味”がわかる!
  • メダルやスコアを“自分で判断する視点”が持てるように!

🥇 そもそも、どんなアワードがあるの?

ワインの評価アワードは、世界中にたくさんありますが、特にプロの世界で注目されるのはこの3つ

アワード名開催国影響力🌍審査方式🔍拡散力📣特徴💡
DWWA
デキャンター・ワールド・ワイン・アワード
🇬🇧 英国★★★★★ブラインド+専門家パネル★★★★☆世界最大級の審査数、Best in Showの希少価値が高い
Wine Advocate
ワイン・アドヴォケイト
🇺🇸 アメリカ★★★★★チームによる集中評価(かつてはロバート・パーカー個人主導)★★★☆☆パーカー時代の影響大。100点=伝説レベルのブランド力
James Suckling
ジェームズ・サックリング
🌏 アジア拠点(元WS誌)★★★★☆本人&チームによるテイスティング評価★★★★★オンライン販売やプロモーションとの親和性が高く、PR効果も◎

どれも“名前を聞いたことある”レベルですが、得意なスタイルや影響力の出方がぜんぜん違うんです!

では、地域ごとにどんなふうに影響力が違うのか?次の図で整理してみましょう。

🗺 アワードの「影響力マップ」で見ると…?

まずは各アワードが、どの地域のだれに? 影響をあたえているのか見てみましょう。

地域DWWAWine AdvocateJames Suckling
ヨーロッパ◎ 欧州主導の世界大会△ 近年は薄れぎみ△ 影響力は小さめ
アメリカ○ 一部人気銘柄あり◎ 本拠地(特にカリフォルニア系)○ 若手・SNS層に強い
アジア○ 輸入業者が採用する例も△ あまり浸透していない◎ 試飲会・SNS・販売連携が強い
南米・チリ◎ Best in Show実績あり○ 点数が価格に反映されやすい◎ 現地評価も強め

地域ごとに“効くアワード”が違うということが見えてきます。

たとえばJSはアジア圏の流通やSNSとの親和性が高く、チリワインの日本展開とも相性◎。

🏆 アワード評価マトリクス【2軸チャート】

上のチャートは、

  1. 縦軸(審査の厳しさ)は“評価の信頼性”に近く、
  2. 横軸(影響力)は“その点数がどれくらい実利に効くか”を表しています。

つまり、

  • DWWAでBest in Showを獲る=格&信頼の証+価格も上がる
  • JSで95点を獲る=SNSでバズる&売れるけど、格としてはやや軽め

というように、“使いどころ”の違いが見えてくるんです。

📊「評価の見方」を知れば、ワイン選びはもっと楽しくなる!

世界で影響力のある3大アワード/スコア評価についてわかりやすく整理しました👇

アワード名評価形式注目ポイント
🏅 DWWA
デキャンター・ワールド・ワイン・アワード
メダル方式(Best in Show など)受賞ワイン数が多いが、上位賞は超レア
💯 WA
ワイン・アドヴォケイト
100点スコア制96点以上は世界市場でも注目される“トップゾーン”
⭐️ JS
ジェームズ・サックリング
100点スコア制SNS&ECでの拡散力が強く、97点以上は売れ筋確定ゾーン

それぞれの詳しい評価ランクと意味は、以下で解説していきます👇

🎖️ DWWAの「メダルの格付け」、知ってる?

DWWA(デキャンター・ワールド・ワイン・アワード)って、受賞ワインの数がすごい多いイメージありませんか?

でも実は、「どの賞を取ったか」で意味がぜんぜん違うんです!

賞の種類内容&インパクト
🏅 Best in Show全体の上位1%未満だけがもらえる超レア賞!これがついてたら間違いなく“神ワイン”級
💎 Platinum(白金賞)カテゴリーごとに選ばれる“金賞の中の金賞”。受賞率もかなり低め
🥇 Gold(金賞)約3〜4%が受賞。十分に「お墨付きレベル」の実力あり
🥈 Silver(銀賞)あと一歩で金!」の実力派。コスパ系優良ワインも多め
🥉 Bronze(銅賞)安定感ある品質保証ライン。デイリーワインにもよく見かける

Best in Showと書かれてたら即チェック!

ワイン棚の中に“レベチの1本”が混ざってる可能性ありです🍷

💯 WAの「点数の重み」、ちゃんと見てる?

Wine Advocate(ワイン・アドヴォケイト)は、100点満点のスコアで評価を行う老舗の評論誌。

特にパーカー時代は「100点」が価格と市場評価に直結する強力な指標とされていました。

90点超えで“高品質”、96点以上は“世界レベル”の扱いになることも!

点数レンジ評価の意味とインパクト
💯 100点ごくまれにしか登場しない“パーフェクト・ワイン”
💎 96〜99点世界的に注目されるトップクラス。高価格帯に跳ねやすい
⭐️ 93〜95点上質なワインの証。熟成ポテンシャルも高評価の対象に
🥇 90〜92点ワインショップでも「安心して買える高評価」として紹介される帯域
🥈 〜89点以下いわゆる「及第点」。スタイルによっては魅力的な選択肢にもなる

WAでは96点以上が“グローバル市場で動くライン”として注目されやすいゾーン。

チリワインでもこのスコア帯に入ると輸出価格や注目度が一気に跳ね上がります!

⭐️ JSの「高得点ゾーン」はどこ?

James Suckling(ジェームズ・サックリング)は元Wine Spectatorの編集長で、現在は自身の名で世界中のワインを評価。

年間約25,000本以上を試飲し、SNS・ECでも「JS◯◯点」で広く流通する影響力を持っています。

96点以上は「非常に優れたワイン」扱い。97点超は“即完売クラス”も!

点数レンジ評価の意味と傾向
⭐️ 98〜99点事実上の最高評価。世界的評価を獲得しやすい
💎 96〜97点非常に優れたワイン。輸出やECサイトで積極的に紹介される
🥇 93〜95点クオリティが高く、広くおすすめできる優秀ワイン
🥈 90〜92点コストパフォーマンスに優れたワインとしてPRに使われやすい帯域
🥉 〜89点以下コメントは残るが、販売促進やバズには繋がりにくいことも多い

JSは“スピードと拡散力”に強みがあるアワード。

InstagramやワインショップのPOPで「JS 96点!」と書かれていたら、それは“注目の売れ筋”を意味するかもしれません。

🏅 アワードごとの「最高評価」ってなに?

ここまでで、各アワードの評価軸や意味が整理できてきました。

では、実際に「最高評価」って、どう位置づけられてるのでしょう?

アワード名最高評価の目安特徴
DWWA
デキャンター・ワールド・ワイン・アワード
🏆 Best in Show(全体の約0.3%)数千本の中から選ばれる“最難関メダル”。プラチナもかなりレア
Wine Advocate
ワイン・アドヴォケイト
💯 100点(超希少)96点〜で“伝説級”の扱いパーカー時代の100点はもはや“神話”レベル。価格爆上げも珍しくない
James Suckling
ジェームズ・サックリング
⭐️ 98〜99点が“実質の頂点”97点以上はSNS&ECでバズりやすく、売上に直結しやすいゾーン

WA・JS(点数制)では「90点以上」、DWWA(メダル制)では「ゴールド以上」が、『ハズさない』ひとつの目安です。

“格がある”とされるのは96点以上〜 または Best in Show級が目安です。

💡 こんな風に使えます!

「このチリワイン、WAで96点なんですよ!」

これで“すごさの実感”がグッと伝わります。

🔜 チリワイン編につづく!

さて、ここまででアワードの「格」と「見方」はだいぶ整理できました!

次回のチリワイン編では、

  • 実際にチリワインがどんな賞を取っているか?
  • プロはどう使い分けている?

…など、「選ぶ&楽しむためのリアルな使い方」に切り込んでいきます。

お楽しみに! 👉 【プロが本気で狙うのは?】ワインの世界で“本当に価値あるアワード”ってどれ?(チリワイン編)

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