「いつも同じ白ワインばかりで、ちょっと飽きてきたかも…」
そんなあなたにぜひ試してほしいのが、チリの名門・コノスルのリースリング2種です!
この記事では、スーパーでも買える「ビシクレタ・レゼルバ」と、ワンランク上の「シングルヴィンヤード」を実際に飲み比べて、香りや味わい、ペアリングの違いを初心者にもわかりやすくご紹介します。
✅この記事でわかること
リースリングとは?初心者でもわかる味・香り・おすすめポイント

リースリングは、ドイツやフランス・アルザスなどの冷涼な地域で育てられてきた白ワイン用ブドウ品種。
特徴は、華やかな香りと、シャープな酸味のバランス。
さらに甘口〜辛口まで幅広いスタイルがあり、「渋みが苦手」「白ワイン初心者」という方にもおすすめです。
また、魚介や和食、エスニック料理にも合うので、日常の食卓にぴったりな万能型ワインとしても人気があります。
今回比較したのはこの2本!
今回比較したのは、ビシクレタとシングルビンヤードの2本。では、詳細に…
コノスル ビシクレタ・レゼルバ リースリング

- スーパーやコンビニでもよく見かけるコスパ最強ワイン
- 青リンゴやアプリコットの香り
- 残糖約7g/Lで、ほんのりした甘み(かつ辛口)。
- フルーティーで親しみやすい、やわらかな飲み口
- 天ぷら、塩やきとり、塩レバーなど、身近にある和惣菜と好相性
- ペトロール香(石油っぽい香り)は中程度。初心者でも気にならないレベル
コノスル シングルヴィンヤード リースリング

- 南チリ・ビオビオヴァレーの単一畑「キトラルマン」から収穫されたぶどう使用
- 青リンゴ、レモン、火打ち石のようなきりっとした香り
- シャープな酸とミネラル感が際立つ、辛口スタイル
- 余韻も長く、飲みごたえ◎
- ペトロール香はとても控えめで、クリーンな印象
- チーズや洋風料理と合わせて楽しみたい1本
飲み比べ結果まとめ|香り・味・ペアリング比較表

ワイン名 | 印象 | 香りの特徴 | 味わいの特徴 | 合わせたい料理 |
---|---|---|---|---|
ビシクレタ・レゼルバ | すっきり&やさしい | 青リンゴ・アプリコット | ほんのりとした甘み+適度な酸 | 天ぷら(塩)、塩やきとり、塩レバー |
シングルヴィンヤード | きりっと上品 | 柑橘・火打ち石・白い花 | シャープな酸+ミネラル感+長い余韻 | チーズ、白身魚のグリル、オイル系パスタ、バジルソース系料理 |
- 普段の食事に合わせて気軽に楽しみたいなら、ビシクレタ・レゼルバ リースリング
- じっくり味わいたい、ワインらしさを感じたいなら、シングルヴィンヤード リースリング
って感じです。
リースリング特有の「ペトロール香」って?初心者向けにやさしく解説

リースリングを調べるとよく出てくる「ペトロール香(石油っぽい香り)」。
最初はびっくりするかもしれませんが、これはぶどうが熟してくると自然に現れる香りで、品質の高さを示す“良い香り”の一つです。
- ビシクレタ:中程度に感じられ、やさしく香る
- シングルヴィンヤード:ごくわずか。香りの邪魔にならず爽やかさが勝る
気になる人は、少し温度を下げて(8〜10℃ほどで)飲めば香りが穏やかになりますよ。
チリとフランスのリースリング、何が違う?

フランス・アルザスのリースリングは、香りが複雑でふくよか。
菩提樹の花、熟した白桃、ハチミツのような甘やかな香りが特徴です。
一方、チリのリースリングは「クリーンでフレッシュ」な印象が強く、酸味とミネラルが主役。食事に寄り添う「料理向きワイン」として優れています。
チリ リースリングのコスパがすごい!なぜこんなに安くて美味しいの?

なんといっても、チリ リースリングのコスパがすごい! まずは価格でみると…
- コノスル ビシクレタ:約1,000〜1,200円台
- コノスル シングルヴィンヤード:約1,800〜2,000円台
- ドイツ産:約2,000円〜
- アルザス産:約2,700円〜
さらに、同じ品質帯で比較すると…
- コノスル シングルヴィンヤード:約1,800〜2,000円
- アルザスの同等レベル:約3,000〜4,000円
つまり、チリは“半額でフランスクラスの品質”が楽しめる、というわけです!
チリワインのコスパが良い理由は…
- 冷涼かつ乾燥した気候で病害が少なく農薬の使用も最小限
- 広大な土地+低い人件費
- 近代的な醸造設備と輸出志向の高い体制
だからこそ、「毎日飲める高品質ワイン」が実現しているんです。
コノスル リースリングはどっちを選ぶ?初心者向けおすすめまとめ

食事に合わせて気軽に楽しみたいなら…
ビシクレタ・レゼルバ リースリング
- 天ぷら、塩やきとりなど、身近にある和惣菜とすっとなじむ。
- ほんのりとした甘みと辛口を両立した味わいは、塩とりレバーなど、素材自体の甘みを活かした和惣菜との相性がバツグン!
じっくり味わいたい、ワインらしさを感じたいなら…
シングルヴィンヤード リースリング
- きりっとした酸と余韻の長さで、ひと口ごとに深みを楽しめる上質な1本。
- 南チリ・ビオビオヴァレーの無灌漑栽培から生まれた、ミネラルたっぷりの白ワイン
気になる1本から、ぜひチリのリースリングの魅力を体験してみてください!
次回の子記事では、実際に飲んで感じた香り・味・余韻・ミネラル感の違いをわかりやすく解説します。
お楽しみに!👉 【子記事①】コノスル リースリング2種を徹底比較!香り・味・余韻・ミネラル感で飲み比べてみた
🔗 コノスル リースリング2種飲み比べシリーズ ナビゲーション
記事 | 内容 |
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この記事👉【親記事】2種を実飲比較!ビシクレタとシングルヴィンヤード徹底レビュー | コノスルのリースリング2種を、初心者目線で徹底レビュー。はじめの1本選びに最適。 |
【子記事①】香り・酸・ミネラル・余韻の違いを詳しく飲み比べ! | 実際に飲んで感じた香り・味・余韻・ミネラル感の違いをわかりやすく解説。 |
【子記事②】どっちを選ぶ?YES/NO診断チャート&選び方ガイド | 直感で選べるYES/NOチャートと、シーン別の選び方ガイド。 |
【子記事③】初心者でもわかる!ペトロール香ってどんな香り? | 「石油の香りって何?」という初心者の疑問にやさしく答える記事。 |
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